ピラティスはふくよかな人でも大丈夫?ついていける?効果は?全部やさしく解説
こんにちは!Studio I’ll編集部です。
「太っているけどピラティスできるのかな?」
「痩せたいけど、ついていける気がしない」
そんな不安を抱えてこの記事にたどり着いた方は、とても多いです。
でも、安心してください。
太っている方こそ、ピラティスとの相性が抜群。
むしろ“最も効果を感じやすい体質” だと言われています。
こちらの記事ではぽっちゃり体型の方が抱える不安を解消しつつ、ピラティスがどんな変化をもたらすのかを丁寧にお伝えします。
それでは早速行ってみましょう!
目次
ぽっちゃり体型でもピラティスはできる?

結論、むしろ向いています。
ピラティスは、ヨガや筋トレと違い「体への負担を最小限にしながら、内側の筋肉を働かせる」エクササイズ。
そのため太っている方に多い悩みである、「体が重い」「運動が苦手」「膝や腰に不安がある」といった悩みにおいてピラティスはやさしく寄り添ってくれます。
太っている方にピラティスが向いている理由
ではここからは具体的に太っている方にピラティスが向いている理由を見ていきましょう。
大きくは以下の5つの理由です。
- ・関節に負担をかけない
- ・動きが小さくてOK
- ・呼吸でインナーを使うから体力がなくても大丈夫
- ・補助が入るので“できない動き”が生まれにくい
- ・激しい運動ではないので息が切れない
詳しく見ていきましょう。
関節に負担をかけない
太っている方が運動を始めるときに一番気になるのが「膝や腰に負担がかからないか」ということですよね。
スクワットやランニングのような運動は、体重がそのまま“関節への負荷”になってしまい、膝が痛くなることもあります。
でもピラティスはほとんどが 寝た姿勢・座った姿勢 で行うため、体重が関節に乗りません。
横になりながら脚を動かす、座って背骨を動かすといったように負荷をかけずに筋肉を使える動きが多いので、体重が重いほど辛いという運動ではありません。
むしろ関節に負荷をかけたくない人ほどピラティスは向いていると言えます。
動きが小さくてOK
ピラティス初心者の方が誤解されている事に「大きく動かないと効果がない」という思い込みがあります。
ピラティスは逆で、小さく正確に動くほうがインナーが働く ため、動きが大きいと逆に“間違った筋肉”を使いやすくなります。
また、体重がある人ほど小さな動きでも負荷を感じやすく、効果が出やすいのが特徴。
「これだけでいいの?」と驚くほど、軽い動きなのに体の変化がしっかり出ますよ。
呼吸でインナーを使うから体力がなくても大丈夫
「すぐ息が切れてしまうのではないか…」という不安もありますよね。
でも大丈夫です。
ピラティスは 呼吸が一番大事な運動で、動きは“呼吸のついで”のようなもの。
深い胸式呼吸をすると、お腹のインナーや背骨近くの深層筋、骨盤の底にある筋肉が自然に働きます。
つまり、呼吸をすることで体幹が鍛えられる運動。
なので、体力がない方や息が切れやすい方の方がむしろ呼吸による変化を強く感じやすいのです。
補助が入るので“できない動き”が生まれにくい
特にマシンピラティスは、バネ(スプリング)が補助をしてくれるため、様々な動きを補助してくれます。
普段脚が上がらない、という方も補助によって上がるようになりますし、バランスが取れないという方も取れるようになります。
これは体重・体型に関係なく働くので、太っている方ほど恩恵が大きいです。
激しい運動ではないので息が切れない
ピラティスは有酸素運動のように心拍数を急激に上げる運動ではありません。
動きそのものはゆっくりで、呼吸も一定のリズムで行うため、息が切れることが少ない運動です。
そのため動きについていけないということもありませんし、ぜーぜー息が切れる事もほとんどありません。
ピラティスの後に多い感想は「疲れた」ではなく、「体が軽くなった」「スッキリした」という方が大半。
激しい運動ではないからこそ、太っている方でも気持ちよく続けられる運動と言えます。
太っている方も期待できるピラティスの効果

ピラティスは「体を細くする運動」ではなく、体の使い方を“痩せやすい状態”に整える運動です。
太っている方が特に悩みがちな部分に、驚くほど相性が良い理由を紹介します。
お腹まわりのサイズが落ちやすい
太っている方の悩みとして”ぽっこりお腹”があると思いますが、これらは「姿勢の崩れ」や「骨盤の傾き」、「インナーマッスルの低下」などが主な原因ですが、これらの解消はピラティスの得意分野です。
体重が変わってなくても、ウエストだけ先に変わる人が本当に多いです。
下半身太り・むくみが取れる
ふくらはぎや太ももは「脂肪+むくみ」であるケースが多いです。
ピラティスでは股関節やお尻、骨盤、ふくらはぎの循環が良くなり、徐々に脚が軽くなったと感じる方もおられます。
姿勢が整って細く見える
姿勢が悪いと、同じ体重でも太く見えますが、ピラティスは背骨・肩・骨盤を本来の位置に戻すことが得意なので横から見たラインや写真写り、立ち姿が若返る方が多いです。

例えばこちらの方はStudio I’llに通われている男性の事例です。
左がBEFOREで右がAFTERですが、明らかに姿勢が変わっていることが分かりますね。
更に腰痛・膝の痛み、下腹のポッコリも解消されていることがわかります。
体が軽くなる → 日常の活動量が自然に増える
ピラティスは筋トレや有酸素運動と違い、“疲労”より“軽さ”が残る運動。
そのため、歩く距離が伸びたり、家事が楽になるという方も多いです。
普段の行動量が自然と増え、痩せやすい生活に変わるという嬉しい効果もあります。
Studio I’llのお客様の声
ここからはStudio I’llに通われているお客様の声をご紹介します。

レッスンでは、自分の身体のクセや不調の原因を丁寧に説明して頂けるので、今迄気がつかなかったことに気付き、身体を変えていく事ができるので楽しく続けています。 60代女性

体が変わっていくのが実感できて、不調も減っています。
これからも頑張ります。 30代女性
まとめ
いかがでしたでしょうか。
太っている方は「変わりにくい体」ではなく「変わりやすい体」です。
骨盤・呼吸・姿勢のクセによって「痩せられない状態」になっているだけ。
ピラティスはこの状態をやさしく・安全に・確実に“痩せやすい体”に整えてくれる運動です。
運動が苦手でも体が硬くても息が切れやすくても、全部大丈夫。
ピラティスはあなたの今の体を否定せず、今の体でできるベストを教えてくれる運動です。
太っている方こそもっと軽やかに、もっと楽に、もっと自分を好きになれる変化が訪れます。
その最初の一歩として、無理なくできるピラティスは最高の選択肢ではないでしょうか。
もしピラティスにご興味がある方は以下からStudio I’llの体験レッスンにお越しください♪
というわけで本日の記事は以上です^^
この記事の監修者
KANA
Studio I'llオーナー兼トレーナー
【保有資格】・STOTT PILATES 資格認定・全米ヨガアライアンス200H
ピラティス界の「アイビーリーグ」とも呼ばれるSTOTT PILATES®認定インストラクターとして、年間1500本以上のセッションを担当。
20代から70代まで、幅広い年代のクライアントを担当しそれぞれの身体に合わせたプログラムを提供しています。専門的な知識と豊富な経験に基づき、正しい身体の使い方を丁寧に指導することで、根本から整う身体づくりをサポートします。
安全性と効果を両立したセッションで、理想のコンディションへ導きます。
