【専門家監修】50代こそピラティスで体が劇的に変わる理由|姿勢・痛み・更年期・体型に効く効果を徹底解説
こんにちは、Studio I’ll広報部です!
この記事を読んでおられるという事は、「50代だけどピラティスって効果あるの?」という疑問や「ピラティスって本当に体にいいの?」という疑問をお持ちの方ではないでしょうか。
50代になると、体の不調が増え、「以前より疲れやすい」といった悩みや「更年期の不調で気分が安定しない」といった悩みが増えるタイミングです。
じつはこれらのほとんどが 加齢に伴う筋力低下・姿勢の崩れ・自律神経の乱れによって起きています。
そしてそれらを“まとめて改善”できる運動が ピラティスなのです。
本記事では、50代がピラティスで得られる効果・変化が出るまでの期間・挫折しないコツまで、徹底的にわかりやすく解説していきますので是非ご覧ください。
目次
ピラティスとは?|50代の体にフィットするメソッド
ピラティスは、20世紀初頭にドイツ人のジョセフ・ピラティス氏によって生まれたエクササイズメソッドで、「姿勢を正し、体の使い方を整え、痛みのない快適な身体をつくる」ことを目的にしています。
ヨガのようにゆったりしたポーズを取る運動と思われがちですが、実はピラティスはリハビリから発展したトレーニングです。
50代になると、長年のクセや筋力低下により猫背、巻き肩、反り腰、膝が伸びにくい、呼吸が浅いといった状態が定着しやすくなります。
ピラティスはこれらを“正しい位置にリセット”しながら、身体を使えるようにするメソッドなのです。
50代にピラティスが選ばれる理由
近年50代の方でピラティスを始める方が急増しています。
理由としては大きくは以下の3つです。
- ① 筋力低下が急激に進む年代だから
- ② 更年期で自律神経が乱れやすい
- ③ 体が硬くなり、姿勢が崩れやすい
順番に見ていきましょう。
①筋力低下が急激に進む年代だから
女性は40代後半から筋肉量が大きく減少し、50代で加速的に落ちます。
筋肉が落ちると姿勢が悪くなったり、間接に痛みが出やすくなりますし、太りやすくなったり疲れやすくなったりもする年代です。
その上でピラティスはインナーマッスルをメインに鍛えるため、関節に負担をかけずに筋肉だけを効率よく強化できます。
インナーマッスルってなんですか?
インナーマッスルとは、骨や関節の近くにある「身体の深層部の筋肉」のことです。腹横筋や多裂筋、骨盤底筋といった筋肉の事をさしています。
一般的に筋トレで鍛える「腹筋」「太もも」「胸」などの筋肉は、皮膚に近い“アウターマッスル”。
それに対してインナーマッスルは、外からは見えませんが 身体を支えるための最重要パーツ です。
②更年期で自律神経が乱れやすい
50代は更年期によりホルモンバランスの乱れやすくなります。
そのため、イライラや不安、体のだるさや不眠を感じる方も多いと思いますが、ピラティスでは呼吸を深く・ゆっくり行うため、副交感神経が優位になり、メンタルが安定しやすくなるという効果があります。
③体が硬くなり、姿勢が崩れやすい
50代になると、筋肉や関節周りの柔軟性が低下し、体はどうしても硬くなっていきます。
これは老化というより、長年の生活習慣が身体に蓄積した結果です。
特に胸や股関節、太もも前、背中は硬くなりやすい部位ですが硬さが進むと、本来使うべき筋肉が働かず、補うために別の筋肉が過剰に緊張し、肩こり・腰痛・関節痛・疲れやすさ といった不調を引き起こします。
ピラティスは、この“硬さ”に対してとても相性の良い運動とされています。
50代がピラティスで得られる効果
50代がピラティスで得られる効果としては以下が挙げられます。
- ・姿勢改善で「見た目年齢が若返る」
- ・ぽっこりお腹・下半身太りの改善
- ・更年期のメンタル不調が安定しやすくなる
- ・肩こり・腰痛など慢性的な痛みの改善
- ・疲れにくくなり、日常生活がラクになる
上記の通り50代の方が感じる体の不調に対してピラティスが効果的であることが分かります。
ただ、重要なポイントとしては継続することが大切ということ。
筋トレなども同様ですが、すぐに効果が出るものではありません。
50代の方の体が変わるまでの期間は?
「じゃあどれくらいの期間が必要なの?」という点に関してですが、一般的には3ヶ月前後が目安とされています。
体型の変化は継続が命。50代は“やれば必ず変わる年代”です。
50代に向いているのは、マット?マシン?
ピラティスにはマットピラティスとマシンピラティスの2種類がありますが、結論、マシン一択でOKです。
理由としては以下の通りです。
| 項目 | マット | マシン |
|---|---|---|
| 体幹の必要度 | 高い | 低い(バネが補助) |
| フォームの習得 | 難しい | 簡単・早い |
| ケガのリスク | やや高い | 低い |
| 姿勢改善の速度 | △ | ◎ |
| 左右差の修正 | △ | ◎ |
マシンピラティスのメリットについては以下の記事で詳しく解説していますが、“硬い人・運動が久しぶりの人”ほどマシンが向いています。
50代の体の弱点を補ってくれるのはマシンピラティスです。
50代がピラティスで挫折しないためのコツ
色々とピラティスが有効なのはわかったけど続けられる自信が無い、、挫折せずに続けられるコツってありますか?
もちろんあります。運動経験が無い方でも、普段体を動かす機会が無い方でも安心して続けられる方法をご紹介します。
ではここからは50代の方がピラティスで挫折しない方法について見ていきましょう。
できない動きがあって当たり前。“比べない”が成功の鍵
50代の身体は若い頃とはまったく違います。
関節の動き、筋力、柔軟性、疲れやすさ…すべて変化しています。
だからこそ、できない動きがあるのは普通。できていく過程を楽しむのがピラティスです。
私たちインストラクターも「できること」を見ているのではなく、「正しい方向に動けているか」を見ています。
小さくても「正しく動いている」「体幹が働いている」「正しい呼吸が出来ている」といった観点を大切にしましょう。
無理に伸ばさない・頑張らない
50代の方で挫折する理由の中に「頑張りすぎて痛める」という事が挙げられます。
成果を出すために頑張ることは大切ですが、やりすぎは禁物。
ピラティスは痛みを伴う運動ではない事を認識しておいてくださいね。
正しいピラティスはじわ〜っと効くもの。
終わった後に「体が軽い」と感じるのが正解です。
マシンを選ぶと挫折率が激減する
マットは体幹が弱いとフォームが崩れがちです。
一方、マシンピラティスはバネが補助をしてくれますし硬い部分を無理なく動かすことが出来ます。
他にもケガをしにくかったり、バネが補助してくれたりとメリットが沢山あります。
マシンピラティスのメリットは以下の記事で詳しく解説していますが、50代で初心者の方はマシンピラティス一択と考えておいて問題ありません。
よくある質問
Q1. 体が硬いけれど大丈夫?
むしろ硬い人の方が変化が大きいです。特にマシンならサポートされるので問題ありません。
Q2. 運動してこなかったけど平気?
ピラティスは運動してこなかった方にもおすすめの低負荷の運動です。また、運動ブランクが長いほど効果を感じやすいとされています。
Q3. 膝や腰が痛いけどできる?
フォームさえ合えばむしろ改善が期待できます。痛みに合わせてプログラムを調整できるスタジオを選びましょう。
ダイエット効果はある?
筋肉が増え、姿勢が整うため、確実に痩せやすくなります。
Studio I’llのお客様の声
ここからはStudio I’llに通われているお客様の声をご紹介します。
是非ご参考にしてみてください♪

難しい動きもありますが、こちらが理解できるまでしっかりフォローもして頂けて、少しずつですが確実に身体の変化を実感しています。 先生も明るいかたで、毎回通うのが楽しみです。
30代女性

・関節の痛みに対しムリしない処置が良い。
・タイミング良い声掛がとても良い。
60代男性
まとめ
50代は筋力、姿勢、退社、自律神経、体型などあらゆる変化が起きる時期です。
だからこそ、ピラティスが最も効果を発揮する年代でもあります。
無理なく続けられ、身体の深い部分から変わる。体型も姿勢もメンタルも整う。
50代が「もっと早く始めればよかった」と言う理由がここにあります。
まずは週1からで大丈夫。
あなたの50代が“人生で一番軽やかで快適な体”になるように、ピラティスは必ず力になります。
Studio I’llでも50代の方の受講生の方が現在かなり増えている為是非一度体験レッスンにお越しください。
この記事の監修者
KANA
Studio I'llオーナー兼トレーナー
【保有資格】・STOTT PILATES 資格認定・全米ヨガアライアンス200H
ピラティス界の「アイビーリーグ」とも呼ばれるSTOTT PILATES®認定インストラクターとして、年間1500本以上のセッションを担当。
20代から70代まで、幅広い年代のクライアントを担当しそれぞれの身体に合わせたプログラムを提供しています。専門的な知識と豊富な経験に基づき、正しい身体の使い方を丁寧に指導することで、根本から整う身体づくりをサポートします。
安全性と効果を両立したセッションで、理想のコンディションへ導きます。
